肝斑の治療にかかる費用の目安を、レーザー治療・内服薬・イオン導入などの種類別にご紹介しています。保険は適用されるのかなど、治療前に知っておきたいポイントも見逃さないで。
肝斑は病気ではないため、保険は適用されないのが一般的。レーザーだけでなく、内服薬・外用薬などの処方や、イオン導入・点滴などの治療法も例外ではありません。自費治療となるため、やはり気になるのはその料金。以下に主な治療法と料金の目安をまとめましたので、ぜひチェックしておいてくださいね。
■レーザートーニング
施術1回の目安は、10,000~20,000円ほど。複数回のコースで50,000~120,000円ほどとなっています。治療回数は症状によって個人差がありますが、1~2週間に1回のペースで4~5回ほど施術を繰り返すと、効果を実感できると言われています。また、併せて内服薬・外用薬を処方されることもあるので、それを含めた総額を確認しておくようにしましょう。アフターケアの料金についてもお忘れなく。
■内服薬
肝斑治療の内服薬には、トラネキサム酸とビタミンCがよく処方されます。1ヵ月分で、トラネキサム酸は6,000円前後、ビタミンCは3,000円前後となっています。処方される薬の種類はクリニックによって異なるため、事前にチェックしておいて。
■外用薬
外用薬では、シミの原因となるメラニン色素の生成を抑制する、トレチノインやハイドロキノンなどの薬剤が処方されます。5%ハイドロキノンクリームで2,000~5,000円ほど、トレチノインクリームは5,000円前後が目安です。成分の含有量・種類などによって料金は異なります。
■イオン導入
イオン導入とは、肌に浸透しにくいビタミンCやトラネキサム酸などの成分を、微弱な電流を流して肌の奥まで浸透させる方法。1回の料金は、10,000~15,000円ほど。レーザー治療などと組み合わせて使用することも多いです。肝斑だけでなく、美白・毛穴ケア・しわやたるみの予防にも効果アリ。
■ケミカルピーリング
薬剤を使って古い角質を取り除き、皮膚の生まれ変わり(ターンオーバー)を促す方法。ケミカルピーリングを行うと美容成分の浸透がよくなるため、イオン導入と組み合わせて肝斑の改善効果を高めることがあります。1回10,000~15,000円ほどが目安。
適切な治療で肝斑にアプローチしたい方へ